IT業界30年、指導歴15年の経験から、未経験の方がゼロからプログラミングスキルを独学で身につけるとき、知っておいてほしいことを紹介します。
これからお伝えしすることを、独学を始める前に知っておいてもらえると、無理かもと言われている独学も続いてスキルが身につきやすくなると思います。
1: プログラミングの独学で初心者が覚えておくこと
これからプログラミングの学習をはじめようと考えている方に、覚えておいてもらいたいことがあります。
それは次のとおりです。
(1)パソコンが必要
(2)ネットだけでは覚えにくい
(3)テスト!テスト!テスト!
それでは一つずつ話していきます。
1.1: パソコンが必要
プログラミングを学習するためには、パソコンを使って、自分で手を動かしながら学習しないできません。
本やネットの情報を読んでいるだけでは身につきません。
実際にやってみる。これが大切です。
デジタル世界の技術を身につけるためには、アナログな方法が必要だということです。
1.2: ネットだけでは覚えにくい
ネットで検索すると、プログラミングを独学するために必要な情報は、ほぼ全て手に入ります。
文章、動画、音声、自分の好きな方法の情報が手に入るでしょう。
しかし、はじめてプログラミングを独学で進めようとする人は、どの情報が今の自分に必要なのかを判断することが大変難しいです。
ですから、超簡単なプログラミングのことが書かれた書籍を使いましょう。
書籍なら学習するための順序が整理し用意されていますので、順に進めるだけで迷うことなく学習することができます。
超簡単書籍 > ネットの情報 > 中級者向け書籍
こういうバランスで情報を手に取りながら独学してもらいたいと思います。
1.3: テスト!テスト!テスト!
とにかく、プログラミングの学習は手を動かすことが重要です。
そして、たくさんの間違いに出会うことが大切です。
たくさんの間違いに出会うと、前に進まないので心が折れ、挫折する人もいますが、それは考え方を間違えているからなんです。
間違えは、あなたの問題ではなく、テストを繰り返す練習をしているのです。
プログラミングは学習が進めば進むほどに、テストをする回数が増えていきます。
仕事でプログラミングを行う場合、プログラミング作業と同じか、それ以上の時間をテストに使っていることもあるくらいです。
あなたは、そのときのために必要な練習をしているのです。
2: プログラミングの独学で困ったとき解決する方法
プログラミングの独学では、100%困ったことが起こります。
仮に、起こらなかった人は次のうちのどちらかです。
- 生まれつきセンスがある人 → 天才肌です。
- 手を動かしていない人 → 読者です。
ということで、手を動かすと絶対に困ったことが起こります。
そこで、困ったときに解決する方法を話します。
2.1: 報酬~一番いいのはコレ
報酬を払って、経験者に教えてもらいましょう。
報酬を払いますので、聞く側も伝える側も真剣になれます。
2.2: 機会~二番目はコレ
経験者に無料相談できる機会を見つけましょう。
ブログや書籍などで、こういった機会を見つけて貴重な話を聞きましょう。
2.3: ネットで質問する
ネットで質問できる掲示板があります。
「プログラミング 質問」で検索すると出てきます。
こういったところを活用すると便利なのですが、質問の仕方に癖があります。
単に「○○がわかりません」では、良い答えをもらえません。
「○○について教えてください」の次には、
- これまで何をやったのか
- それぞれやったことの結果
- 自分がどういう結果を得たいのか
質問にもプログラミングと同じように論理的な順序が必要なんです。
他の人の質問で回答が多いものを見て、質問の上手な形式をマネして質問しましょう。
さいごに
何も知らないで独学を始めると、
- 知識だけを溜め込んでしまって一人では作れない
- 正確に課題を進めることばかり気にして実力が身につかない
- もっともスムーズに独学を進める方法を選べない
このような壁に出会ってしまい、そこで進まなくなってあきらめることにもなります。
これ、時間とお金の無駄遣いですよね?
こんなことになってもらいたくありませんので、今回は知っておいてほしいことを紹介しました。
あなたのプログラミング独学が上手に進む参考になれれば幸いです。
毎日少しずつ独学して、スキルアップを感じましょう!
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